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【加工事例】飲料ボトルのキャップ印字 UVレーザーマーカー PL2000U

素材へのダメージが少ないUVレーザーマーカーPL2000Uを使用し、飲料ボトルのキャップへ
01UVレーザーマーカーとは?
UVレーザーマーカーは、紫外線領域(一般的に波長355nm前後)のレーザーで印字を行う機器です。一般的なファイバーレーザーのように素材を熱で焼く・溶かすのではなく、素材の表面を化学的な反応で変化させて印字するため、熱の影響が小さく、素材をいためにくいのが最大の特長です。このため「冷間加工(コールドマーキング)」とも呼ばれます。
どんなものにおすすめ?
- 熱に弱い素材:樹脂やフィルムなど、熱で変形・焦げ・溶けが起きやすいものに向いています。
- 透明・光を通しやすい素材:赤外線レーザーでは印字しにくい透明素材やガラスにも対応しやすくなります。
- 微細な印字が必要なもの:小さな文字や2次元コードを、にじみにくく高精細に印字できます。
- ラベル・インクを使いたくない現場:日付やロット番号などをインク・ラベルなしで印字でき、消耗品の手間を減らせます。
※素材の種類・色・添加剤によって印字の可否や濃さは変わります。導入前にサンプル印字で確認することをおすすめします。
UVレーザーマーカーの導入メリット
活躍しそうな現場
熱に弱い素材や、小さく正確な印字が求められる現場で、UVレーザーマーカーは力を発揮します。
02印字事例|飲料キャップへの印字
| ご依頼内容 | 飲料メーカー様/生産ラインへの導入検討のためのサンプル印字 |
|---|---|
| サンプル品目 | ボトルキャップ |
| 印字内容 | 時刻・日付・ロット表記(例:17:30 / 2027.06/AB…) |
| 使用機種 | PL2000U(UVレーザーマーカー) |
03加工条件(最終印字パラメーター)
| 使用機種 | PL2000U |
|---|---|
| 文字高(mm) | 3 |
| オフセット:線と線の間隔(mm) | 0.04 |
| 本数(本) | 3 |
| 印字回数(回) | 1 |
| スキャン速度(mm/s) | 2500 |
| 周波数(KHz) | 30 |
| パルス幅(μs) | 11 |
| 印字時間(秒) | 0.206 |
※上記は最終印字時のパラメーターです。
04加工結果
印字対象のPETボトル(キャップ部に印字)。
キャップ印字部の拡大写真。時刻・日付・ロット表記がはっきり確認できる。
白い樹脂製のキャップに、時刻・日付・ロット表記を印字しました。キャップ側面の細かな縦リブがある面でも文字が読み取れ、1回の印字時間は0.206秒と、生産ラインへの組み込みを想定した高速な印字が可能です。
印字のポイント:線と線の間隔(オフセット)の調整
今回の条件出しでは、文字を複数本の線で描く際の「線と線の間隔(オフセット)」の調整がポイントでした。線そのものの太さではなく、線同士の間隔を変えることで、テキストの太さと発色が変わります。間隔は広すぎても狭すぎてもそれぞれ課題があり、そのバランスを見ながら条件を決めています。今回の設定は、オフセット0.04mm・3本です。
※イメージ図です。
印字の様子(動画)
実際にUVレーザーマーカーが印字している様子を動画でご覧いただけます。
PL2000Uでサプリメントボトルへ印字
PL2000Uでサプリメントボトルへ印字02
05まとめ
- UVレーザーマーカー「PL2000U」で、PETボトルのキャップへの時刻・日付・ロット表記の印字を、1回あたり0.206秒で行うことができた。
- UVレーザーは熱の影響が小さく、樹脂製のキャップのような熱に弱い素材への印字に適している。
- 線と線の間隔(オフセット)を調整することで、発色の濃さと視認性のバランスを取ることができた。
- 生産ラインへの導入検討では、実際のワークでのサンプル印字により、仕上がりと印字時間を事前に確認できる。


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