Mother操作方法MOTHER

レーザーマーカー専用ソフト

レーザーマーカー専用ソフトMother操作方法

Motherとは

Mother(マザー)は、当社のレーザーマーカー専用に
独自開発されたオリジナルのPC側ソフトウェアです。
当社のレーザーマーカーを操作する際に、
使用するPCにインストールしてレーザマーカーを操作します。

テキストやバーコードだけでなく、四角形、円、連続線などの図形オブジェクトや、BMPファイルやCADデータ(DXF)も取り込み印字することができます。

初めてレーザーマーカーを操作する方でも分かりやすいデザインを目指して作られています。

PCレスモードでは、Motherからレーザーマーカーに印字データを転送し記憶させて、その後はPCとレーザーマーカーを切り離して運用することもできます。

Mother操作画面

豊富なオブジェクト

Motherでは複数の「オブジェクト」を用意しています。

図形オブジェクト

  • 直線、四角形、円、連続線、曲線、楕円、点

テキストオブジェクト

  • TrueTypeフォント、単線ストロークフォントに対応
  • ユーザーが独自に作成できるオリジナルフォントにも対応
  • 自動カウンターやカレンダー機能により、S/N印字や賞味期限などの日付印字が可能
  • ベアリングなどの円形ワークに対応した「円弧」印字機能も搭載

バーコードオブジェクト

  • 様々な規格のバーコードに対応
【1次元バーコード】
JAN / UPC / ITF / NW-7 / CODE39 / CODE128 / GS1-128 / GS1-DataBar
【2次元バーコード】
QRコード / マイクロQRコード / Data Matrix / Data Matrix GS1

画像オブジェクト

  • BMP、JPG、JPEG、PNG、GIF形式に対応

オブジェクトのグループ化

複数のオブジェクトをグループ化したり、グループ化を解除を行うことができます。
またオブジェクトを組み合わせて「グループ化」して、より複雑な図形や
塗り潰しを作成することができます。

例)テキストと四角形をグループ化して、塗り潰しを反転(背景を塗り潰し)

図形オブジェクト

I/Oの状態をリアルタイム表示

I/Oは生産ラインでは非常に重要です。
印字不良などが発生した場合、I/Oの配線がされているか、PLCから信号は正常に入力されているかなどI/O状態を確認したいことが良くあります。

MotherではI/O状態を視覚的にわかりやすく表示する
I/Oモニター機能が備わっています。 信号が入力されている、または出力しているポートは「黄色」で表示されます。

また出力を疑似的にON/OFFしてシュミレートする機能も搭載しています。

PCモードとPCレスモード

レーザーマーカーは「PCモード」「PCレスモード」の2つのオペレーションモードがあります(※機種によってはPCモードのみ対応)。
このモードをMotherで設定、管理します。

PCモード

PCモードでは、オブジェクトを配置して印字ボタンを押すだけで非常に簡単に印字することができます。

初心者向けのモードです。但し必ずPC(パソコン)とレーザーマーカーをUSBまたはLANで接続して利用する必要があります。

また日付やナンバリングなどの印字データ生成はPC主導で行われます。

主に卓上で利用する場合に推奨するモードです。
I/Oを利用する場合はPCレスモードを推奨します。

PCレスモード

PCレスモードでは、オブジェクトを配置した印字データを一度レーザーマーカーにすべて転送し不揮発性メモリに保存します。

印字データ転送後は、レーザーマーカーとPCを切り離してレーザーマーカー単独で動作させることができます。

通常PLCからI/O操作したり通信コマンドでテキスト文字をリモート可変したい場合などで利用します。

日付やナンバリングなどの印字データ生成はレーザーマーカー内部で行われます。

GS1 Databarに対応

医薬業界でよく利用されているGS1 DataBarの「合成シンボル」にも対応しています。
国内他社のレーザーマーカーで、この合成シンボルまで対応したものは少ないです。

Motherでは、豊富な種類のGS1 DataBarに対応しています。
(対応GS1 DataBar)

  • ・GS1 DataBar/GS1 DataBar CC-A,B
  • ・GS1 DataBar Truncated/ GS1 DataBar Truncated CC-A,B
  • ・GS1 DataBar Limited/GS1 DataBar Limited CC-A,B
  • ・GS1 DataBar Stacked/GS1 DataBar Stacked CC-A,B

ノーマルとCC-AとCC-Bは、入力した文字列から自動で判断されます。 ※GS1 Databar拡張型(Expanded)は将来対応予定

【Motherで生成した「合成シンボル」】

DLL(オプション)でオリジナルソフト

オプションのDLLをご購入頂き、DLLファイルをお客様アプリケーションに組み込むことでMotherをお客様アプリケーションから制御することができます。

例えば、DLL関数で文字オブジェクトを生成したり、レーザーを出したり、停止したりが簡単にできるようになります。

もちろん「通信コマンド」にも対応しており、コマンドベースで同様のことは行うことは可能ですが通信コマンドは、データの送受信処理、場合によってはチャックサムなどを作り込む必要がある、など少面倒な側面があります。

DLL関数を利用することで、短期間にレーザーマーカーを制御可能なオリジナルソフトを簡単に作成することができます。

【Motherクラスを初期化する関数】

【オブジェクトを移動する関数】

オブジェクト作成の基本操作

印字する内容/図形を『オブジェクト』と呼びます。
オブジェクトの作成方法について説明します。

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