GLOSSARY

レーザー関連用語集

ら行:レーザーマーカー/レーザークリーナー関連用語集

ら:レーザー関連用語集

ラインビーム

レーザーを線状に拡張し、広範囲に均一なエネルギー分布を与える技術。

ラジアル偏光

円形方向に偏光するレーザー光の形態で、高精度加工に利用される。

ラスター走査

レーザーを連続的にスキャンしながら加工やマーキングを行う方式。

ラマンレーザー

ラマン散乱を利用して特定の波長を発振するレーザー。

ラマン散乱

光が物質と相互作用する際に波長が変化する現象。レーザー分光分析に応用される。

ラマン分光

レーザーを用いて物質の分子振動を解析し、物質の成分や構造を分析する技術。

り:レーザー関連用語集

リフトオフ (lift-off)

レーザー照射により、基板から薄膜を剥離させる技術。ディスプレイや半導体製造で利用される。

リフロー

レーザーを使用してはんだを再溶融し、電子部品を基板に接合するプロセス。

リモート溶接

レーザーを遠隔から照射し、高速かつ高精度に溶接を行う技術。ロボットアームなどと組み合わせて、自動車産業などで広く採用されている。

量子カスケードレーザー

赤外線領域で発振し、特定の波長を高効率で出力できる半導体レーザーの一種。

れ:レーザー関連用語集

レーザー (laser)

「Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation(誘導放出による光増幅)」の頭字語。すべてのレーザーは、誘導放出というプロセスで入力エネルギーを光に変換する。

レーザーアニール (laser annealing)

レーザー光を用いて材料を加熱し、結晶構造の改善や不純物の活性化を行う技術。半導体の結晶化や金属材料の特性向上に使用される。

レーザーアブレーション (laser ablation)

高エネルギーのレーザー光を材料表面に照射し、瞬時に蒸発・除去する加工方法。微細加工や薄膜形成に利用される。

レーザーエッチング (laser etching)

レーザーを使用して材料表面に浅い刻みやマーキングを施す加工方法。自動車部品、医療機器、電子部品などに利用される。

レーザークリーナー

レーザー光を用いて金属表面のサビや塗装を除去する装置。非接触で精密なクリーニングが可能。

レーザークリーニング

レーザー光を照射してサビや汚れを除去する技術。環境負荷が低く、精密洗浄に適している。

レーザーダイオード

半導体を用いたレーザー光源で、小型・省電力の特徴を持つ。

レーザーマーキング (laser marking)

レーザー光を使用して、材料表面に文字やデザインを刻印する技術。高精度で耐久性のある印字が特徴。

レーザー加工 (laser material processing)

レーザー光を利用した切断、溶接、表面処理などの加工技術の総称。高精度かつ非接触での加工が可能。

レーザー光学系 (laser optics)

レーザー光の操作に特化した光学コンポーネント。ビームの集束、偏向、整形などを行う。

レーザー焼きなまし (laser annealing)

レーザー照射により金属表面を加熱し、酸化膜を形成して発色させるマーキング方法。非接触で高耐久な印字が可能。

レーザー焼入れ (laser hardening)

レーザーを照射して金属の表面を急速に加熱し、急冷することで硬化させる熱処理技術。従来の焼入れよりも変形が少なく、局所的な硬化が可能。

レーザー照射角

レーザーが照射される際の角度。加工の精度や深さに影響を与える。

レーザー洗浄 (laser cleaning)

レーザーを使用して、表面の汚れや異物を除去する技術。精密機器や医療機器の洗浄に適している。

レーザー走査 (laser scanning)

レーザービームで物体の表面をなぞる技術。製品バーコードの読み取り、レーザーライトショーの投影、自動車車体の溶接などに用いられる。

レーザー彫刻 (laser engraving)

レーザーを用いて材料の表面を削り、深さのある刻印を行う技術。耐久性と視認性に優れる。

レーザー彫刻機 (laser engraving machine)

レーザーを用いて材料に彫刻を施す機械。高精度で複雑なデザインの刻印が可能。

レーザー塗装剥離 (laser paint removal)

レーザーを用いて、金属や樹脂表面の塗装を高精度に除去する技術。環境負荷が低く、母材を傷つけにくい。

レーザー発泡 (laser foaming)

プラスチック材料にレーザーを照射し、内部に微細な気泡を発生させて白色のマーキングを行う技術。高コントラストな印字が可能。

レーザー利得結晶 (laser gain crystal)

固体レーザー内のコンポーネントで、誘導放出により光を増幅させる役割を持つ。レーザー動作の基礎を成す。

レーザー冷却 (laser cooling)

レーザー光を用いて原子や分子の運動を減速させ、極低温状態を実現する技術。量子光学や原子物理学の研究に利用される。

レーザー励起 (laser pumping)

レーザーシステムにエネルギーを供給し、励起状態の原子や分子が基底状態のものより多くなるような反転分布を生じさせること。これにより、光の誘導放出の確率が高まり、レーザー発振が実現する。

レンズ (lens)

透明な材質から作られ、1つ以上の曲面を持つ光学部品。伝送された光線を収束または発散させる役割を持ち、眼鏡、カメラ、レーザーシステムなど、多岐にわたる用途で使用される。

ろ:レーザー関連用語集

露光時間 (exposure time)

レーザーが対象物に照射される時間。

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