GLOSSARY

レーザー関連用語集

は行:レーザーマーカー/レーザークリーナー関連用語集

は:レーザー関連用語集

バーストモード

短いパルスを連続して発振するレーザー動作モードで、微細加工や材料加工で利用される。

ハイブリッドレーザー

異なる種類のレーザー(例:ファイバーレーザーとCO₂レーザー)を組み合わせたレーザーシステム。

バックリフレクション

加工対象からのレーザー光の反射による戻り光のこと。発振器への悪影響を防ぐためにアイソレーターが使用される。

パルスレーザー

断続的にレーザー光を発振するレーザー。短パルスの高ピーク出力を利用した加工や医療用途で使用される。

パルス幅

レーザーが発振する一回のパルスの時間幅。ナノ秒(ns)やフェムト秒(fs)単位で測定される。

波長

光の波の周期的な長さを示す物理量。レーザー加工では、材料の吸収特性に応じて適切な波長のレーザーを選択することが重要。

波長変換

非線形光学効果を利用して、レーザー光の波長を変える技術。SHG(第二高調波発生)やTHG(第三高調波発生)などがある。

波長変換 (wavelength conversion)

レーザー光の波長を変更する技術。

発泡 (foaming)

レーザー照射によりプラスチック内部に微細な気泡を発生させ、表面を白化させるマーキング方法。視認性が高い印字が可能。

半導体レーザー (semiconductor laser)

半導体を媒質とするレーザー。小型で高効率。

パルス発振

連続ではなく、周期的にレーザーを発生させる発振方式。微細加工や熱影響の抑制に有効。

ひ:レーザー関連用語集

ビームエキスパンダー

レーザーのビーム径を拡大する光学素子。ビームの集光性や照射範囲を調整するために用いられる。

ビームプロファイル

レーザー光の強度分布を示すデータ。ガウシアンやトップハットプロファイルなどがある。

ビーム品質

レーザー光の集光性やモード特性を示す指標。M²値を用いて評価される。

ピコ秒レーザー (picosecond laser)

パルス幅がピコ秒(10⁻¹²秒)の超短パルスレーザー。

光ファイバージャイロスコープ (fiber optic gyroscope)

高精度で正確な回転センサー。航空機、宇宙船、船舶などの航法・誘導システムに使用され、光ファイバー内を進むレーザー光の干渉を測定することで回転を検出する。

光学分離

レーザー光を異なる波長に分離する技術で、分光分析や加工用途に応用される。

ビームスポット径

レーザー光が最小限に絞られた際のビーム直径。小さいほど高精度な加工が可能。

ピークパワー

パルスレーザーにおける瞬間的な最大出力。硬い材料の加工や微細な彫刻に適する。

ファイバーセンサー (fiber sensors)

物理的、化学的、または生物学的パラメータの変化を検出するためのセンサー。構造物のモニタリング、石油・ガス探査、環境モニタリング、医療診断など、多様な分野で活用される。

ふ:レーザー関連用語集

ファイバーレーザーマーカー

光ファイバーを媒質とするレーザーマーカー。金属や樹脂へのマーキングに広く使用される。

ファイバレーザー

光ファイバーを増幅媒質とする固体レーザー。高いビーム品質と効率を持ち、金属加工や医療など多岐にわたる分野で活用される。

ファラデーアイソレータ (Faraday isolator)

光の一方向弁として機能し、レーザー共振器内の不要な反射を防ぐ装置。ファラデー回転子と偏光コンポーネントで構成される。

フェムト秒レーザー (femtosecond laser)

パルス幅がフェムト秒(10⁻¹⁵秒)の超短パルスレーザー。

フォーカスレンズ

レーザー光を集光させるためのレンズ。焦点距離やレンズの材質が加工特性に影響を与える。

フォーミング (forming)

レーザーを用いて材料を加熱し、形状を変化させる加工方法。

フォトニッククリスタル

光の伝播を制御するための周期構造を持つ材料。レーザー共振器やフィルターに応用される。

フリップミラー

レーザー光の経路を切り替えるために使用されるミラー。手動または電動で制御される。

ブルーレーザー

青色波長(約450nm)のレーザー。銅や金属の高反射材の加工に適している。

フルエンス (fluence)

単位面積あたりのレーザーエネルギー密度。

フレア

不規則な光の散乱によって発生する光のにじみ。光学系の設計で制御する必要がある。

フローアシスト

レーザー加工中にガスを吹き付けることで、切断精度を向上させる技術。

フローサイトメトリー (flow cytometry)

レーザーを用いて、細胞やその他の生物学的粒子を計数または選別する技術。血液検査、研究、薬学、畜産などで利用される。

へ:レーザー関連用語集

偏光ビームスプリッター (polarizing beam splitter)

入射光を偏光状態に応じて2つの異なる方向に分離する光学素子。レーザー光路の制御や干渉計などで使用される。

偏光子 (polarizer)

特定の偏光方向の光のみを透過させる光学素子。レーザー光の偏光制御や不要な反射光の除去に使用される。

偏光板 (polarizing plate)

偏光子と同様に、特定の偏光方向の光を透過させる薄い板状の光学素子。ディスプレイやカメラのフィルターとしても利用される。

ほ:レーザー関連用語集

ホルミウムレーザー (holmium laser)

波長約2.1μmの近赤外線を発生する固体レーザー。医療分野、特に泌尿器科の手術で使用される。

ホログラムレンズ

ホログラフィ技術を用いて作成されたレンズ。特定の波長の光を効率的に集光・分光する特性を持ち、レーザー加工や光学機器に利用される。

彫刻 (engraving)

レーザーを使用して材料の表面を削り、文字やデザインを刻み込む加工方法。高精度で耐久性のあるマーキングが可能。

保護ガラス (protective glass)

レンズや内部光学系を保護するためのガラスフィルター。

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